父について

今回は完全に身内ネタなので気が向いたら読んでみて下さい。


先日自分の父親が47年働いた職場を今年いっぱいで退職するときいて、家族だけで退職祝いをしました。

まだ辞めてないですけどね。

自分の父親は昔からとても厳しく、今時珍しい昭和の頑固おやじというか、短気でケンカっ早くて...

「勉強しろ!」

とかそういう厳しさではなく、

「自分の事は自分でやれ」

「自分の行動に責任持て」

「自分で考えろ」みたいな甘えも隙も一切なく、いちいち厳しい感じ。

まっ今となっては当たり前の事なんですけどね。

学生時代はそんな父親と衝突も多く、子供には言う事やる事まったく理解が出来ず、

しょっちゅう取っ組み合いのケンカをしてばかりで二言目には、

「文句があるなら出て行け!」

会うとケンカになるので会わないように避けていた時期もありました。

進路の事、就職の事もまったく父親に伝えず家を飛び出して東京にきました。

正直父親に会いたくないというのも家を出た理由の一つでした。

しかし東京で一人暮らしを始め、働きだしてから父親の言っていた事がよくわかるようになりました。

今思うと父親は子供の頃から社会人に接する様に自分に接していたのかなと思います。

「そんなの子供にわかるか!笑」

口下手にも程があります。

今ならわかるけどね。

父親としては口下手で子供には厳し過ぎる所も多々ありましたが、同じ一仕事人としては尊敬しています。

同じ場所で47年間ずっと働き続ける大変さ、家では一切仕事の愚痴を言わない所、3人兄弟を学校に通わせてくれた事、今ならそのすごさがわかります。

そんな父親もついに今年で退職するという事で、ささやかながらプレゼントを贈らせて頂きました。

趣味のランニングの時に着れるジャージ。

喜んでもらえたかな!?

「これからヒマになっちゃうんじゃないの~?」

なんて言ったら、

「やる事がいっぱいあって全然時間が足りない!」

って言ってました笑

こんなすごく厳しくて頑固な父親とすごく楽観的でポジティブな母親に育てられたので、たまに父親譲りの頑固な部分や考え方が自分にも垣間見えます。

「俺もうるさい頑固おやじになるのかぁ」

もう子供達も皆社会人になれたので、これからは趣味のランニングやゴルフ、今まで出来なかった事など自分のやりたかった事をやってもらいたいと思います。

あっこれからは家事も手伝ってあげてね!

とりあえず47年間ご苦労様でした。

ってもう辞めてるみたいだけど年内頑張って下さい笑

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